ピンチをチャンスに変えるには?
すべての物事はどう捉えるかで意味は変わります。
一見ピンチに見えることも…
「この出来事のプラスの意味は何だろう?」
「自分が成長していくために、何がプラスになるだろう?」と
考えることにより、ピンチはチャンスに変わります。
敗戦を、ただの負けとするのか…
新たなチャレンジのチャンスと捉えるのか?
怪我を、ただの怪我とするのか…
新たな思考を得るためのチャンスと捉えるのか?
できない自分を、ただ責めるのか…
やり方を変えるチャンスと捉えるのか?
事実は変わらなくても、物事の少しの心の捉え方次第で未来はプラスにもマイナスにも向かいます。
成功者は失敗しない人ではなく…
失敗ごときであきらめない人です。
「人生において無意味なことは起こらない」「全ては自分を成長させるために起きている」という前提で物事を捉えると、違う角度からの意味が見えてきます。
悩みや問題をどの角度から見るか?
みなさんは辛い方から見ているのでしょう。
僕は反対から見ているからチャンスになるんです。
これは本田圭介選手(サッカー元日本代表)の言葉です。本田圭介選手が、人から見れば挫折に思えることも、自分の成長のためのチャンスとして捉えて行動してきたことを教えてくれる一言です。
一見、周りが見たらマイナスの出来事を…自分のプラスの力に変えていける人が、歩みを止めずに成功へと向かうことができます。
リフレーミングで短所を長所に変える
この意味づけを変える手法を「リフレーミング」と言います。
リフレーミングの方法として二つのメガネで違う角度から物事を見てみます。
マイナスのメガネで見た自分の短所や辛い経験を書き出し、それをプラスのメガネで見たときの「プラスの意味は何か?」と意味づけを考えます。
例えば、
遅い…人に影響されないマイペースな人。
闘争心が足りない…やさしい人。
すぐ怒る…エネルギーが溢れている人。
リフレーミングにより、短所を長所にピンチをチャンスに変える思考が癖づくと、様々な問題に対して、自らの心を切り替えて立ち向かえるようになります。
日本の社会では、できないことに注目して改善する背景があるため、選手たちは自分の短所に目がいきがちで、何らかの劣等感を抱えています。
自信を持てないのも、長所を謙遜し、短所に注目してしまう心理があります。
短所をマイナスに捉えるのではなく見方を変え、意味づけを変えると個性である長所として捉えることができます。