問う力 パワーアップクエスチョン
正解を知っているよりも、どんな良質な問いを発するか?
正解を知っていることは、答えのある問題に対しては対応できますが、新たな問題に対しての解決力とはなりません。
新たな問題の解決力は、物事の洞察力、良質な問い、仮説、行動によって解決策が導かれていきます。
中でも良質な問いは重要です。
人は1日にすごい数の問いを発しています。「何着ようか?」「何を食べようか?」「何しようか?」…流れていくような問いを発しながら意思決定をしています。
何気ない問いは、問いを発している本人も気づかずに無意識に意志決定をしています。
意識的にどんな問いを発するかが、自分の脳を動かします。
「どんな自分になりたいか?」と問われれば、脳はそのことに集中し始めて、意識の向きが変わります。
良質な問いであるパワーアップクエスチョンを投げかけることにより、今ある目の前のことだけではなく、未来に向かって、どう行動すべきかを考え始めます。
「どうすればできるようになる?」
「どうなりたい?」
「どんなことを身につけたい?」etc…
このようなパワーアップクエスチョンは、自分で未来を思考するために効果的です。「こうするといいよ」と教えるよりも、はるかに臨機応変に自分の未来に向けて行動していくようになります。
自問自答する人は行動力がある
人に問われるだけではなく、常に自問自答する人は、思考し行動する力が強い人です。
「どんな自分になりたいか?」という問いを発している人は、未来を思考し進むべきを道を考えています。
「どんな自分でありたいか?」という問いを発すれば、明日ではなく今自分がどうあるべきかを考え行動します。
良質な問いを、選手自らが発することが、問題解決能力を高め、自分で人生を歩んでいくための大きな力になっていきます。