footballの魅力

履正社 左サイドの魅力

高円宮杯U-18サッカーリーグ2025 プリンスリーグ関西1部 第3節

履正社 1 – 3 東山

履正社

履正社No10の左サイドのアタッカーがとにかく上手いです。小柄な選手ですが、フィジカル差を無にする技術の高さ。

技術が高いだけではなく、味方のタイミングを逃さないプレイが光り、パスかドリブルかの2択が流れるように自然体でできるプレイが、少しづつ観客を魅了していく。

常に小さなフェイクがあるから、相手は寄せることができず、フィジカル差を無にしている。

遊び心もあり、観る人を惹きつけ、footballの楽しさを教えてくれる選手。

イタリア代表で162cmながらNo10をつけていたインシーニェを彷彿させます。

中盤のNo6,No17も上手いです。

東山

コーナーを起点に序盤に2ゴールを決めて試合を有利に進めていきます。

履正社の猛攻に対しても、堅守が光り簡単には崩れない強さがあり、オープンな戦いになった終盤に、確実に追加点を決めた攻撃陣も大きな仕事をしました。

ひとりごと

履正社は試合には敗れましたが、多くの方がもう一度観たくなるようなチームでした。

勝敗はチームにとって重要ですが、観客にもう一度観たいと思わせる魅力的なチームであることもfootballの勝利と言えます。

両チームがそれぞれのスタイルでベストを尽くす面白い試合でした。

負けられないという選手達の気持ちの上で、魅力ある試合を観客は楽しみにしています。