相手の考えを否定せずに自分の考えを伝える
自分の考えを伝える際に、「私」を主語にして話すと伝わりやすいです。
「私ならこう思うかな」「私ならこうするかな」と
あくまでも主語が私であると、相手に強制する力はなく
「そういう考えもあるか」「そういう行動もあるか」と
抵抗感なく心に届きます。
逆に「あなた」を主語にして話すと抵抗感が増します。
「あなたはこう考えた方がいい(あなたの考えは間違っている)」
「あなたはこう行動した方がいい(あなたの行動は間違っている)」と
相手は自分を否定されたと思うため、自己防衛が働き、相手の心に届きません。
このように「私」を主語にして話すコミュニケーションを私メッセージといいます。
私メッセージは、ただ自分の考えを自由に言うのではなく、相手に伝えたいことを「私」を主語にして気づいてもらうことにあります。
信頼関係を築いた後も、伝え方によって、心に届くかどうかを知っておくと、より良い関係と互いに良い影響を与え合うことができます。
そして、それが信頼関係を深めることに繋がっていきます。