心の栄養 ストローク
Good Teamには自分も相手も認め合う関係が構築されています。
認め合っているからこそ、やる気やモチベーションが高く、互いにポジティブなエネルギーを引き出し合い、上昇スパイラルに入ります。
逆に、互いを認め合っていないチームでは、やる気やモチベーションが低下し、互いにネガティブなエネルギーを与え合うため、下降スパイラルに入ります。
この互いに認め合うための働きかけをストロークと言います。
互いに認め合うことは自分にも相手にも心の栄養となります。
ストロークが欠乏すると、個人にもチームにも様々な問題が起きます。
やる気やモチベーションが下がるだけではなく、自分が認められることが少ないため、他人の評価ばかりを気にするようになります。
また、相手のことも認めていないため、相手に攻撃的になります。
それが続くと身体の異常や心の病気に発展します。まさに心の栄養不足に陥るのです。
ストロークという心の栄養は、Good Teamを作るために必要なだけではなく、人が健やかな心で生ていく上で必要不可欠です。
指導者は、誰にストロークが足りていないのかを意識する必要があります。
チームでは、活躍する人が褒められて、至らない人が注意を受け、注目も受けずにただそこにいるだけの人や、ストロークの働きかけが足りていない人が存在する傾向があります。
ストロークの足りていない人に働きかけることによって、やる気やモチベーションが上がり、チーム内での互いの関係性は変わり、Good Teamへと向かいます。