指導コーチング

技術を磨くのは何のためか?

ボールを失わない信頼があるか?

いい距離とは?

攻撃も行けるし、守備も行けるのがいい距離です。

つまり前線から最終ラインまでが間延びするのではなく、コンパクトに保ちたいです。

チームをコンパクトに保てるのは、攻撃の際にDFの選手が押し上げたポジションをとれるかどうかにかかっていますが…

DFの選手が押し上げられるのは、前線の選手がボールを失わない信頼があって、初めて押し上げることができます。

前線の選手がボールを簡単に失うようなプレーをしていれば、DFは押し上げても無意味だと思い、押し上げることをやめてしまいます。

結果、コンパクトに保つことができずにチームは間延びします。

DFの走力で、コンパクトを保つのではなく…

ボールを失わない信頼によって、チームはコンパクトを保ち連動することができます。

オフザボールの連動

オフザボールの連動も同じです。

ボールを簡単に失う選手がボールを持つと、周りはオフザボールで攻撃的に動くより、守備のカバーを考えてプレーすることになります。

ボールを持った時に、周りが動かないのは味方からの信頼のない証です。

ボールを簡単に失う…

味方へのパスタイミングを見ていない…etc…

そんな選手がボールを持つと、

追い越す間に、失うかもしれない…

追い越しても、どうせ見ていない…etc…

周りはオフザボールの意味を失います。

自分自身にボールを失わない信頼タイミングを逃さない信頼があって、初めて周りのオフザボールを引き出すことができます。

技術を磨くのは何のため?

技術を磨くのは、ただ技術が上手くなるためではないです…

味方のオフザボールを引き出すためです。

味方のタイミングを逃さないためです。

そのために、どんな状況でもボールを失わない選手になるためです。

技術は目的ではなく、手段にすぎないです。

目的と手段を見誤った選手にしないために、技術を磨く際には、常に味方のタイミングを計るようにトレーニングする必要があります。